経済学部

教員紹介

陳 力衛教授

ちん りきえいLiwei CHEN

経済学部 / 基礎教育
職位:
教授
専門分野:
日中対照言語学,日中言語交渉史,日本語史
主な担当科目:
中国語、外国文化
最近の研究テーマ:
近代漢語の変遷
研究内容:
近代日本語の成立に,幕末明治期の漢語の急増が大きく寄与しているが,その漢語の由来の一部は中国で刊行された漢訳洋書と英華字典に求めることができる.具体的にどういう媒体を経て日本語にどう取り入れられたかを課題の一つとする.また,日本では新たな外来文化との接触によって外国の概念に対していかに独自に漢語を創出したのかを考えつつ,20世紀以降にそうした漢語が中国へどう逆輸入されていったかを関連課題として研究している.
略歴:
1982年中国・黒竜江大学卒業
1984年中国・北京大学大学院修士課程終了
1990年東京大学大学院人文科学研究科国語国文学専攻博士課程中退
目白大学を経て,2009年より成城大学
主要業績:
・『和製漢語の形成とその展開』汲古書院,2001.2
・『奥州小道』(松尾芭蕉『奥の細道』)全訳注(共訳)陝西人民出版社,2004.3
・『風土』(和辻哲郎『風土』)全訳注,商務印書舘,2006.9
・『日本の諺・中国の諺』明治書院,2008.6
・「『雪中梅』の中国語訳について—明治新漢語伝播の媒介としての役割—」
『文学研究』2005.4(『東亜人文』第一輯(三聯書店2008.10)に中国語版掲載)
・「『博物新編』の日本における受容形態について」『日本近代語研究4』ひつじ書房,2005.6
・「《共産党宣言》的翻譯問題」『二十一世紀』第九十三期,香港中文大学,2006.2
(『マルクス・エンゲルス・マルクス主義研究』第49号(2008.5)に日本語版掲載)
・「近代における美辞麗句の行方—故事・ことわざを中心に—」『文学』2006.3.4月号
・「梁啓超『和文漢讀法』とその「和漢異義字」について—『言海』との接点を中心に」
『漢字文化圏諸言語の近代語彙の形成—創出と共有』,関西大学出版社,2008.10
・「近代日本の漢語とその出自」『日本語学』,明治書院,2011.7
・「英華辞典と英和辞典との相互影響—20世紀以降の英和辞書による中国語への語彙浸透を中心に—」『JunCture』 03号,名古屋大学大学院文学研究科付属日本近現代文化研究センター,2012.3
・「近代日本漢語の形成と中国語—漢訳『万国公法』から和訳『国際法』へ」
『現代日本漢語の探究』東京堂出版,2013.7
所属学会:
日本中国語学会,日本語学会,東方学会,日本比較文学会,日本近代語研究会

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