成城大学

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  • 2016.12.19

    厚生労働省「イクメンプロジェクト」出前講座を開催しました

12月9日(金)、成城大学で「イクメンの星 出前講座」が開催されました。
主催は厚生労働省「イクメンプロジェクト」で、成城大学キャリアセンターのキャリア教育の取組みの一つとして実施しました。イクメンとは、「子育てを楽しみ、自分自身も成長する男性」のこと。今回の講座は「イクメンがもっと多くなれば、妻である女性の生き方が、子どもたちの可能性が、家族のあり方が大きく変わっていくはず。そして社会全体も、もっと豊かに成長していくはず。」というプロジェクトの趣旨のもと開講されました。当日は、成城大学以外の大学からも学生が来場し、約40名が参加。男子学生、女子学生はほぼ同数。それぞれの関心の高さがうかがえます。
イクメンプロジェクト推進委員会委員の高村静氏による「なぜ、いま“イクメン”が求められるのか?」と題したミニレクチャーでは、女性の育児休業取得率が90%近くに上るのに対し、男性の取得率は2%台であるという実態や、人口減少の中、生産年齢人口比が減少する社会の変化の中で、新しいライフスタイルが求められていることなどが紹介されました。
続くスペシャルトークは、“イクメンの星”の橘信吾氏。「イクメンの星」とは、プロジェクト公式サイトに投稿された男性の育休・育児体験談の中からイクメンのロールモデルを選出するもので、現在全国に27名います。通信会社に勤務する橘氏は、5歳と2歳の2児のパパ。育児休業を3回取得し、働き方を変えながら家族との関わりやワーク・ライフ・バランスを考えていったそうです。子供の成長を間近で見る喜び、会社以外の人間関係の広がり、そして同時に苦労したことなど、実体験をお話しいただきました。
その他にも、「ワーク&ライフ・インターン」(大学生が共働きの家庭の子育てサポートを行いながら仕事や子育ての話を聞き自分の将来について考えるインターンシップ)を経験した昭和女子大学の学生も加わってトークセッションが行われました。
参加した学生からは、「『ワークとライフが相乗効果を生む』という言葉が印象的だった」(女子学生)、「この話を聞かなかったら自分の親だけがロールモデルだと思っていただろう」(男子学生)という感想が聞かれました。

  • イクメンプロジェクト推進委員 高村静氏によるミニレクチャーの様子
    イクメンプロジェクト推進委員 高村静氏によるミニレクチャーの様子

  • 「イクメンの星」橘信吾氏のスペシャルトーク
    「イクメンの星」橘信吾氏のスペシャルトーク

  • トークセッション
    トークセッション