NEWS

  • 2015.06.04

    「成城大学キャリアセンター設置記念フォーラム」を開催しました

成城大学が本格的なキャリア教育を開始して10年目にあたる今年度、「キャリア教育」、「キャリア支援」、「就職活動支援」を有機的に連携させることを目的に組織を改組し、キャリアセンターを設置いたしました。その記念として、5月30日(土)、「成城大学キャリアセンター設置記念フォーラム」を開催しました。

本フォーラムは、キャリア教育の第一線で活躍される方々をお迎えし、成城大学の事例を紹介しながら活発な討論をしていただくことで、キャリア教育の本来あるべき姿について改めて考え直す場となりました。


キャリアフォーラム開催模様

・プログラム概要
【日時】2015年05月30日(土) 13:00~16:30
【会場】成城大学7号館4階007教室
    <発表・報告>「成城大学キャリアセンターの取り組み」
     成城大学キャリアセンター主任 長尾繁樹
    <基調講演>「これまでのキャリア教育、これからのキャリア教育」
     筑波大学名誉教授 渡辺三枝子氏
    <報告>「成城大学就業力育成・認定プログラム 外部評価」
     関西大学社会学部教授 川﨑友嗣氏(成城大学外部評価委員会委員)
    <パネルディスカッション>「キャリア教育の可能性と社会との接点」

[パネリスト ]


  • 渡辺三枝子氏
    (筑波大学名誉教授)


  • 川﨑友嗣氏
    (関西大学社会学部教授)


  • 豊田義博氏
    (リクルートワークス研究所
    主幹研究員)

[コーディネーター]


  • 長尾繁樹
    (成城大学キャリアセンター主任)

<講演・ディスカッション概要(抜粋)>
現在、日本で語られるキャリア教育の多くは、学生の社会体験や就業体験など「社会への準備」に焦点が当てられ、時に就職活動のための手法ばかりが先行し、本来の目的を見失っています。キャリア教育の本来の目的は、児童・生徒・学生が「社会の中で自分らしく生きていける」ようになることであり、単に就職することだけが目的ではありません。
児童・生徒・学生は刺激を受けて成長します。短い人生経験の限られた興味の範囲で、好きなことだけやっていては、成長は乏しいものになります。多様な経験をさせることが教育の原点であり、キャリア形成につながるのです。つまり、学校での日々の授業や生活も、言ってみればキャリア教育の場なのです。それは大学だけではなく、初等、中等教育でも同じです。そして大学も「社会への準備」に追われるあまり、「知的な判断力を育てる」という高等教育機関としての役割を見失いつつあります。学校や教職員が、すべての活動はの成長につながっていることを正しく認識できれば、「キャリア教育」という言葉はなくなるかもしれません。
私達は高等教育機関に関わる者として、常にそのことを認識しておく必要があります。


基調講演やパネルディスカッションを通して、こうした大変密度の濃いお話がありました。
「いたずらに答えを与えず、自ら考えさせる」ことをモットーとしている成城大学キャリアセンターには「私立大学のあるべきキャリア教育の手本となってほしい」という激励の言葉もいただきました。

また、全国からお越しいただいた企業や大学の関係者ら100人近くの方々からも、「大変刺激になった」などの感想を多くいただきました。

  • 質疑応答の場面では、「成城大学のキャリア教育を実際に受けてきた学生の声を聞きたい」という声もあがり、会場運営等の手伝いをしていた学生が急きょ質問 に答えるという場面もありました。大人数を前にしても堂々とした受け答えをする学生達に来場者の方々も感心されていたようです。


  • 質問に応える就業力サポーターの学生

成城大学キャリアセンターでは、今後も「独立独行」の人材を育成すべく、徹底した「個別支援」を柱に、個々の成長段階に応じた「キャリア教育・支援」を行ってまいります。

成城大学キャリアセンター

page top